こんにちは。
埼玉県三芳町・所沢・ふじみ野・川越のBMWのE系に力を入れているMercuryです。
メーターパネルのウィンカーインジケーターが、ウィンカーやハザードを出しても点灯しない(車検不適合)。という事で、修理のご依頼です。
BMW E39 ライトモジュール(LCM)故障→中古ライトモジュールにて交換修理
今回の作業コード:LCM_RECODE + LCM_L_REP
色々と原因がありますので、まずは原因究明が必要です。
が、事前にBMW正規ディーラーにて原因は究明(LCMが故障している)してもらっておられたので、持ち込みされた中古のLCM(今回はLCM4)に交換です。
とは言えどんなエラーログが残っているか気になりますよね?
ですので、LCM交換前に診断機。
こんな感じで残っていました。
入庫時にエアバッグ警告灯も点灯していたのですが、ベルトテンショナーが原因だったようですね。この故障も割と出くわしますね。こちらは新品交換推奨ですので、ディーラーで作業をしていただくとして…
ご依頼いただいているLCMの方を早速。
まずは物理的な交換。
元々付いていた壊れたLCM(LCM2)を引っ張り出してきて…
今回はお持ち込みされたLCM4の中古にて交換です。
ポン付けしただけでは、メーターパネルに拒絶反応の印が。
あとは、LCMの中身を現車の登録データに合わせて書き換えしていきます。
適合OK。という事で、赤印は消えていつもの表示に。
出なかった。というウィンカーインジケーターもばっちりです。
画像のようなLCM2からLCM3やLCM4で交換すると、標準の載せ替え作業だけでは色々不具合が出てきますので、それは別途追加作業にて対応が必要となります。(新車で購入して全くいじっていない。という車両に登録されている情報=車両の状態であれば問題おきませんが…)
今回はBMW純正の後期キセノンヘッドライトに交換してありましたので、追加で後期キセノン用のデータに変更して作業完了です。
ご依頼ありがとうございました。
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なお、こちらの作業は必ず現車が必要となります。ご来店いただけない場合には施工できません。
※ブログと同じ内容の故障事例でも、作業内容や工数・モデル・オーナー様の子育て状況(愛車のメンテ具合)等の違いにより、必ずしも同じ手法・同じ価格での修理とはなりません。なお、当店の修理方法はかなり特殊な方法を取っている作業がちょくちょくありますので、真似する際はご注意ください。さらに泥沼にはまる可能性があります。
※同じ型式の車両であっても、前期・後期の違い等によりできない内容のものもありますので、実際に車両にプログラムされているデータを見てからの判断となります。
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