「● Fシリーズ (F10系)」カテゴリーアーカイブ

BMW F10 中古ステアリングラック(EPS)交換後の現車適合化処理

こんにちは。
埼玉県三芳町・所沢・ふじみ野・川越のBMWのE系に力を入れているMercuryです。

近所の外車ショップさんからのご依頼で、ステアリングラック不良で中古ステアリングラック(EPS)に交換されたBMW F10(後期)です。

BMW F10 中古ステアリングラック(EPS)交換後の現車適合化処理

今回の作業コード:ACTIVE/EPS_MOD + ACTIVE/S_INTI

こんな感じで警告灯が点灯しています。

モニターにはこんなエラー表示が↓。

では早速、作業をしていきます。

中古ステアリングラック(EPS)をポン付けしただけなので、現車に適合していないので、【EPS:最新のコーディングデータがメモリーされていない】とか、【EPS:コントロールユニットが車両用にコーディングされていない】というエラーが検出されます。

まずはこれを処理していかないとこれ以上の作業はできません。

この先はBMW社の車両開発用の特殊ソフトにバトンタッチして現車適合化処理を行っていきます。使い手を選びますが、めっちゃ早く低リスク・安全に作業できるので、これ系の作業には便利で頼もしい奴です。


現車適合化処理作業後、再びBMW社純正の診断機にバトンタッチ。現車適合化処理した後の診断機の検出エラー↑。

ACTIVE/S_INTIを行えばこれらは全て消えますので、サクサクっと純正の診断機で作業を行っています。


バッチリです。

最後に一緒に動作確認とか、診断機の画面を確認してエラーがないことを確認→作業完了です。

ご依頼ありがとうございました。

この作業メニューの作業コード・注意事項等はこちらをクリック。
(ご依頼時は必ずこちら↑の注意事項等をお読みください。)

なお、こちらの作業は必ず現車が必要となります。ご来店いただけない場合には施工できません。

※ブログと同じ内容の故障事例でも、作業内容や工数・モデル・オーナー様の子育て状況(愛車のメンテ具合)等の違いにより、必ずしも同じ手法・同じ価格での修理とはなりません。なお、当店の修理方法はかなり特殊な方法を取っている作業がちょくちょくありますので、真似する際はご注意ください。さらに泥沼にはまる可能性があります。

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※同じ型式の車両であっても、前期・後期の違い等によりできない内容のものもありますので、実際に車両にプログラムされているデータを見てからの判断となります。

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特殊なシステムが必要なコーディングやコンピューター診断/エアバックエラー消去は、販売店様・整備工場様方からのご依頼もお受けします。お気軽にどうぞ。
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F11 中古アクティブステアリングユニット交換後の現車適合化処理

こんにちは。
埼玉県三芳町・所沢・ふじみ野・川越のBMWのE系に力を入れているMercuryです。

大雨時に浸水してアクティブステアリングユニットが水没して壊れたので、中古のアクティブステアリングユニットに交換したので、交換後の現車適合化処理を・・・。という事でご来店のF11です。

BMW F11 中古アクティブステアリングユニット交換後の現車適合化処理

今回の作業コード:ACTIVE/S_MOD

では早速作業開始。

現車適合化処理前のポン付け状態では最初はこんな感じのエラーが出てます^^

サクサクっと作業していきます。

はい完成♪

最後に診断機で作業前に残っていたエラーをお掃除。


これしておかないと、次壊れた際に困ります。。。
やらない業者、多いですが・・・。

モニターはアンドロイドに変わっていたんで、このエラーはしゃーなしですね~。

最後にオーナーさんと一緒に最終確認して、作業完了です。

ご依頼ありがとうございました。

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なお、こちらの作業は必ず現車が必要となります。ご来店いただけない場合には施工できません。

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F11 アクティブステアリング故障 中古ALユニットで交換修理

こんにちは。
埼玉県三芳町・所沢・ふじみ野・川越のBMWのE系に力を入れているMercuryです。

気付いたら助手席側からの雨漏れがあり、アクティブステアリングユニットが水没、その結果アクティブステアリング機能が故障。中古のアクティブステアリングコンピューター(ALユニット)で載せ替え修理をしたので、中古ユニットが正常に使えるように現車適合化処理をやってほしい。というBMW F11です。

雨漏りは定番の箇所からでその部分の雨漏れ対応と、適合する壊れていないであろう中古アクティブステアリングユニットへの交換はすでに完了、その他水没したことによる後始末もOK。

という事で、中古ユニットにて交換後の現車適合化処理というご依頼です。

こちらのオーナーさんのように、F10/F11のALユニットやHSRユニットの交換は、ちょっと頑張ればDIYで十分可能です。ご自身で作業してもらうと、交換工賃が浮きますので是非ご自身で交換してくださいね♪ ALユニットは要シート脱着なので、ボチボチの交換工賃になりますよww

なお、今回のブログは“ALユニット”ですが、“HSRユニット”もこちらの作業メニューでの対応となります。

BMW F11 アクティブステアリング故障 中古ALユニットで交換修理

今回の作業コード:ACTIVE/S_MOD+ACTIVE/S_INIT+ERR_CHK

すでに中古のアクティブステアリングユニット(ALユニット)に交換されていますが、まずはコンピューター診断を行って現状確認。


入庫時はこんな感じで、エラー表示。

エアバッグ警告灯は助手席外したままキーONしてしまったとのことですので、ログを消せば消えますね。特に問題なしです。

機材を準備して初診作業であるコンピューター診断からスタートです。


ディフェクトメモリー数133個。
過去最高!?(笑)かなw

バッテリーを外したり、中古ユニットに載せ替えした際に記録された不要なエラーも残っているので一度リセット。

1/10程度とかなり少なくなりましたww

そして、中古のアクティブステアリングユニットをポン付けしているだけなので、“ALコントロールユニット:コーディングエラー”のログがTOPに残っています。

現状確認が終わったところで、サクサクっと車体番号など、BMW社が車両開発に使っている特殊ツールを使って現車に合わせて書き換え。

E系をメインにやってる身からするとF系以降は親切だしと~っても優しいです。色んな意味で。ただ、純正診断機の診断時間がやたらかかるようになったので、オーナーさんを待たせる時間が増えて厄介ですが…。

余談はさておき、現車適合化処理を行った後、再度診断機へバトンタッチ。

コーディングエラーは消えて、普通であればこの後アクティブステアリングのセットアップ作業(作業コード:ACTIVE/S_INIT)のみで作業は終了するのですが…

これはあかん!!天童よしみです!!
出たらあかん厄介なアクティブステアリングのエラーコードが2個も。。。

面倒な追加作業が確定されました…(涙)

ちなみにこのエラーが記録されたまま作業すると…

こうなちゃって、アクティブステアリングのセットアップ作業は正常に完了しません。(できない事はわかっててこの画像を撮るためにわざわざこの作業しましたww)

という事で、今度はこの重大な2個のアクティブステアリングのエラーの対応。。。原因(確率論の話)はほぼわかっているのですが、確認するにもバラしたりする必要がある物理的な対応や、その他時間のかかる作業が必要となりますので、意外と時間かかります。当然当初のオーダー以上の作業ですので、別途追加必要も発生します。。。

やっぱりね。。。(ここで良かったと一安心)という所がNGだったので不具合箇所をお手当してあげて、再度アクティブステアリングのセットアップをしてあげると…


エラーは全て消えて正常にアクティブステアリングが作動。

最後の仕上げでもう一度エラー消去。

残るはAUCセンサーのみ。
これは定番の故障で走行には全く影響ないので、気になる人でなければ特に修理する必要はないかな。。。

オーナーさんもずっとBMWに乗っておられるので、『あ~これね。昔からダメだけど、Fになってもダメだね。困らないしこのまま放置しておきます。』との事で、オーナーさんと一緒に最終確認して作業は終了です。

作業時間の3/4はエンコード後に出た2個のアクティブステアリングのエラーの対応でした…。

ご依頼ありがとうございました。

E系同様に、F系でも何でもかんでも中古が使える。という訳ではありませんのでご注意ください。モノによっては新品交換をご提案させていただきます。新品交換であればわざわざ当店でやらなくてもディーラーでできる作業ですので、ディーラーでの作業を提案させていただきます。

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